2024年5月3日(金)BS11 報道ライブ インサイドOUTに出演した際の野田聖子議員の発言が波紋を広げました。
問題の発言
「人口減少の何が怖いかというと、1番心配なことは『安全保障の仕事』です、自衛官であったり…私達の安全保障の先頭に行ってくれる、そういう人材がどんどん得られなくなる」 このような趣旨の発言を行いました。
まるで、安全保障=戦争という風に聞こえる発言です。 憲法違反を繰り返し、軍拡路線を取る自民党らしい発言ではあります。しかし、少子化の一番の問題は安全保障でしょうか? 試しにAIに聞いてみました。
なぜAIかというと、論理かつ、感情に左右されず、膨大な計算を行い、思考のサポートに最適だからです。
AIの回答
今回はbing copilotを使用しました
質問 少子化の一番の問題は何ですか?
AIの回答
少子化の一番の問題は、その影響が多岐にわたることです。以下にいくつかの主な問題点を挙げてみます:
- 社会保障費の増大:少子化が進むと、高齢者の数が増え、社会保障費が増大します。これは、医療費や年金などの支出が増えるためです。
- 労働力の減少:子供の数が減ると、将来的に労働力が減少します。これは経済成長を阻害し、社会保障費の負担を一層増大させる可能性があります。
- 地域社会の衰退:特に地方では、若者が都市部に流出し、地域社会が衰退する可能性があります。
これらの問題を解決するためには、政策的な対策が必要となります。具体的には、子育て支援、教育の充実、女性や高齢者の労働参加の促進などが考えられます

労働力の減少から起きる、社会保障と地域の衰退が少子化の問題であるとの回答が出ました。
安全保障のような文言は一言も出ませんでした。
野田聖子議員の発言をAIに聞いてみる。
質問
「人口減少の何が怖いかというと、1番心配なことは『安全保障の仕事』です、自衛官であったり…私達の安全保障の先頭に行ってくれる、そういう人材がどんどん得られなくなる」 上記の発言は国会議員の発言です。 論理的かつ、日本国憲法の理念から、上記の発言を批評してください
回答
この発言は、人口減少が安全保障の仕事に影響を及ぼす可能性について述べています。しかし、この視点は一部の視点であり、全体像を捉えるためにはさまざまな要素を考慮する必要があります。
まず、人口減少は確かに自衛官などの人材確保に影響を及ぼす可能性がありますが、それは必ずしも負の影響だけではありません。例えば、人口減少は労働力不足を引き起こす可能性がありますが、それは技術革新や生産性向上の機会を生むかもしれません。また、自衛官の仕事は危険で困難なものであるため、より良い待遇や条件を提供することで、人材を引きつけることができるかもしれません。次に、日本国憲法の理念に照らしてみると、第9条は戦争放棄と非武装を定めています。したがって、安全保障の仕事は防衛に限定され、攻撃的な軍事行動は許されていません。この観点からすると、人口減少が自衛官の数に影響を及ぼすとしても、それは必ずしも安全保障の問題に直結するわけではありません。以上の観点から、この発言は一部の現実を捉えていますが、より広範で複雑な視点を考慮することが重要であると言えるでしょう。人口減少と安全保障の関係は、単純な因果関係ではなく、社会、経済、政治など、多くの要素が絡み合った複雑な問題です。それらを理解し、適切な対策を講じることが求められます。

AIは日本国憲法の理念に照らすと、人口減少により日本の自衛官が減少しても安全保障の問題に直結しないと回答しました。 野田聖子議員の発言は、攻撃的な活動を行う人材が人口減少により少なくなると聞こえるため波紋と、非難がが広がったと推察できます。
立憲共産党の見解とまとめ
安全保障とは国民の財産と生命を守る事です。対外的な軍事活動を指すものではありません。
野田聖子議員がそのような広い文脈で安全保障の仕事に言及した可能性はありますが、自民党の行いを見るにそのような深みを感じることはできません。
また、人口減少の一番の問題が労働力不足から起きる社会の衰退というAIでもわかる話をせずに、対外的な軍事活動を行う兵隊の数が足りなくなる。
という趣旨の発言に聞こえかねない発言が自民党の中でも、少子化担当大臣等の要職を務めた議員の口から出てきた点に大きな懸念を抱かざるを得ません。 また人口減少を論じる政治家の発言としてはひどくお粗末で見識が浅いと思います。
立憲共産党は、日本国憲法を基軸とし、一人の国民も戦地に送らないことを堅持し、武器=防衛のような旧世代の考え方とは決別し軍事的手段に依存しない経済安全保障政策を推進して参ります。